お手本通りに鳴けないウグイスに癒された話
基本的に仕事中は黙々とパソコンとにらめっこをする日々なのですが、たまに、お客様のところへ行くことがあります。
まぁ着いてしまえば、結局ほぼパソコンとにらめっこをするんですけどね…。（笑）
外出先は自動車でも自転車でも１５分程度の場所なので、運動を兼ねて自転車で行くことにしています。決して、疲れた時に車をぶつけてしまいそうで怖いから、なんてことではないのです。決して…。
この道のりの途中には大きな公園があり、歩行者と自転車は舗装された場所と土の場所を好きなように行き来でき、近いので公園の中を通り抜ける人がほとんどですから、私も距離が短くなるのでここを通ります。
外出する時は、会社から外出するための手続きもあるし、約束の時間までに行かなければ！という時間の制約もあるし、何よりお客様と接するので緊張もあって基本的に疲れますが、行き来でこの公園を通ると、緑が多くて気分転換になることはいいことだなぁ…っていつも思います。
森というにはちょっと少ないけど、林くらいの木は植えられていますから、鳥の鳴き声も聞こえてきます。うんうん、自然に聞こえる鳥の鳴き声っていいよね～。
と思っていたら、
「ホーケキョケキョ♪」
ウグイスかぁ……って鳴き声ちょっと変じゃない？普通、ホーホケキョじゃないの？
「……」
もう一回鳴いてくれないかな…。
「……ホーケキョケキョ♪ ホーケキョケキョ♪」
うん。なんかケキョの部分２回なのって珍しい？ちょっと変わってるのかなぁ（笑）
お手本のようなホーホケキョ♪と鳴くウグイスもいれば、今日のようにお手本とは微妙違う鳴き声で、ちょっとこもったような鳴き声のウグイスもいて面白いと思い、ちょっとほっこりしながら通り抜けました。
鳥にとって、キレイな鳴き声でないことはお嫁さんもらえる問題にかかわるかもしれないので、良いのか悪いのかはわからないのですが、人間（こちら）側はキレイな鳥の声にも、ちょっと変わった鳥の声にも癒されるので問題ないなと思いました。
こういうのって犬でいうなら、血統書付きの綺麗に整った犬も良いし、雑種で耳が片方ぺたっとしててもこれがいい！っていうのと似たような感じでしょうか。
心理学なら、「できない部分や弱い部分が愛される」みたいなのにつながるのかもしれないなぁ…と思いました。
ちなみに後でネットで調べたところ、意外と私が昔から聞いていたホーホケキョの音声はなくて、今日聞いた鳴き声に近い音声データがありました。（ホーホケキョの３番目のが今日のやつに近いです。真ん中のホをのけてケキョの部分２回ですが。）
Wikiの音声が大多数なら、むしろ昔から聞いていたのが、すっごい鳴き声がキレイなウグイスたちばかりだったのかもしれません…。
そもそも街のど真ん中の公園にウグイスがいること自体が田舎ということなのか？！
やっぱ地方だからですかね？（笑）
